不動産にまつわる専門用語集です。


不動産住宅用語集

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【 ち 】
地役権(ちえきけん)
他人の土地(承役地)を自分の土地(要役地)の一定の都合や利益のために支配する物権のこと。具体的には、水を引いたり、通行したり、眺望や日照の確保のために家を建てさせなかったりするのは地役権の一つ。
地下室
地下にある部屋。建築基準法では、地階とは床が地盤面下で、その床面から地盤面までの高さが、その階の天井の高さからの1/3以上のものをいう。天井が地盤面からの高さ1m以下にある場合は容積率に算入されない。地下室は、趣味を楽しむ部屋や収納スペースにしたり、年間を通じて温度差が小さいことを利用して、食品や酒類の貯蔵庫として使える。
地上権
借地権の一つで、他人の所有する土地を使用する権利のこと。地主との契約で設定され、登記や譲渡、転貸することができる。
チムニー
煙突のこと。暖炉のための煙突ではなく、洋風住宅の外観のアクセントに、形だけのチムニーを取り付けることがある。
地目(ちもく)
土地の現況と利用状況による区分のこと。田、畑、宅地、塩田、鉱泉地、池沼、山林、牧場、原野、墓地、境内地、運河用地、水道用地、用悪水路、ため池、堤、井溝、保安林、公衆用道路、公園、雑種地の21種類に区分されている。登記簿上の地目と、実際の土地の利用状況が必ずしも一致しているとは限らない。
仲介
不動産の取引で、売主と買主の間に立って両者の契約を成立させること。「媒介」ともいう。
中間金
土地や建物の売買契約を結び、手付金を支払った後、最終決済までの間に支払う金銭のこと。
駐輪場
自転車を保管する場所のこと。マンションの場合、全戸数分の収容力がないと不法駐輪が多くなる。機械式駐輪設備などを設置しているマンションもある。
長期修繕計画
住宅の寿命を延ばし、快適に暮らすために、マンションを定期的に修繕する計画のこと。築10年前後、築20年前後をめどに外壁の塗り替えや設備関係の配管・機器の更新などを行う。公庫付きマンションでは、20年以上の長期修繕計画の作成や、一定額以上の修繕積立金の徴収が条件となっている。
長期プライムレート
貸出期間1年超で、設備資金や長期運転資金など、長期資金の貸しだしに適用される最優遇金利のこと。「長プラ」と略称される。優良企業に適用される金利。
賃借権
賃貸借契約に基づく賃借人の権利のこと。賃借権は、賃貸人の承諾がないと譲渡したり転貸できない。